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「中国ドラマ」
「琅琊榜(ろうやぼう)-麒麟の才子、風雲起こす-」

○53「琅琊榜(ろうやぼう)-麒麟の才子、風雲起こす-」

 ←②外科病棟に入院して思った事 →「不負」挿入曲。「孤高の花~General&I~孤芳不自賞」
キャスト一覧表。http://marymariko.blog.fc2.com/blog-entry-6254.html  
*ネタバレです。これからご覧になる方はスルー願います。


第53話「復讐の彼方に」
紀王「私が思いますに朝臣の訴えは理に適っております。どうかお許し下さい」梁帝「まさか、そち迄も?一体何の真似だ。朕を追い詰める気か?謝玉は死んだのだぞ。真偽すら定かでない遺書では無いか。それを莅陽が弁明しただけで十数年前の事案を再審しろだと?」蔡荃「本件は朝廷への信頼にも関わります。揉み消そうものなら必ずや噂と成り陛下の名を貶め、国を揺るがしかねません」穆青「陛下、私も同感です。良心に背いて見て見ぬ振りは出来ません。間違いなら再審すれば良いのです」「無礼だぞ。穆青、帥まで刃向かうのか?」言闕「私も異議なし。先程の長公主の訴えは、理路整然としておりました。再審は筋が通っております」朝臣達「言侯の言う通り我等も賛同します」「帥達は朕の一族だぞ。誰の指図だ?」皇太子が立ち上がり、莅陽長公主が拝跪していた手を取り立たせると、御前へ向き直った。「私も異議なし。赤焔事案の再審をお許し下さい」梁帝「何だと。そうか、そちなのだな。早く気づくべきだった。そちの仕業だと。莅陽の訴えだと謝玉と夏江が首謀者だと断定して良い。二人は既に断罪したのに何故再審の必要が?」皇太子「再審で明白にすべきは真相と潔白です。罪ある者過失ある者を全て追及します。私は幼き頃より長兄の教えを受けており、長兄は国と民の安泰だけを願って来ました。長兄の行わなかった事は私もやりません」「奴は?麒麟の才子さえいなければ、朕もこのような事態には直面しまい。この期に及んでも蘇先生は何も語らずにいられるのか?」梅長蘇「景運26年、皇子だった陛下は罠に嵌り危機に陥った。其処へ机を並べた友、後の赤焔軍主帥・林燮が証拠を見つけ先帝に示し、陛下の命を救った。景運29年、五王の乱が都で勃発。巡防営の統領だった主帥は300の騎兵を率いて禁軍営に突撃し、陛下の即位に尽力」「黙れ、黙るのだ」「開文10年、西晋(セイシン)が落ちた時も林主帥は北の国境から戻り、激戦の末、都を救った。友としても臣下としても林主帥は陛下を支えた。皇太子や朝臣達は真相を求めているだけ。何故そんな当然の願いすら受け入れぬのですおで」「そちは何者だ。蘇哲では無い。そうか生き返った残ったあの逆賊であろう。誰か、あの者を殺せ」だが禁軍が御林軍を制圧していた。激情に駆られた梁帝は宝剣を抜き、自ら梅長蘇を始末すべく歩き出したが、階段を踏み外し、転げ落ちた。立ち上がった梁帝は宝剣を突き付けたが、林殊を守る為に皇太子が立ちはだかった。「どけ、どかぬか。朕にはそちを殺せぬと思うな」「殺せますとも、再審を求める者を全て殺せば良い、帝王ですから。しかし全員を殺してもまだ誇り高き帝王だと?長兄は私の手本でした。ですが私は決して第二の長兄ではない」梁帝が剣を捨てると、静貴妃は安堵から大粒の涙を零した。

梁帝は「逆賊めが朕に背きおった」と言いながら養居殿へ戻った。宴の後に再戦しようと残して置いた碁盤を引っくり返すと、目に付いた物を壊して当たり散らした。高湛は静貴妃に気づいて下がったが、その場に倒れ込んだ梁帝は絶望の余り泣き叫んでいる。「政務を代行していた皇太子が知らぬ間に朕の手の内を脱していたとは。今や禁軍や巡防営も東宮に従った。兵部にも各地に駐在する軍にも皇太子の息が掛かっておる。まさか帝王である朕が孤立無援に陥ってしまうとは。帝王など名ばかりだ」静貴妃が目に入った。「よくも顔を見せられたな」「陛下、皇太子は再審を求めているだけ。背いてはおりません。何故絶望されるので?」「ふん、そなた達母子は赤焔事案を覆そうと画策しておったのだな」「何と思われようと構わないが、只1つだけ解って欲しいのです。何故赤焔事案が再審されねば成らぬのか。其れは我等の思惑以外にもう1つ重要な理由が有ります。真相が存在するからです。陛下は尊い天子、当時の真実を知りたくなければ誰も強要は出来ません。ですが天子の手でも及ばぬ事が有ります。例えば天下の人々の良心を抑え付け、後世での評価を変える事、そして夢の中から嘗て命を落とした物を排除する事。最近、陛下は宸妃お姉様の夢を見ましたか?晋陽長公主や祁王も夢に?」「黙れ。何故朕の夢に現れる?全て謝玉や夏江の仕業なのだぞ?」「私は信じています。夏江のような卑劣な者でも、夢に出て来て欲しくない人がいる筈だと」「だが一つだけ夏江の話は正しい。奴の正体だ。全ては奴が原因であろう。都へ戻って来たのだ」「戻って来たからどうだと?夏江の罪と赤焔軍の潔白は事実なのですよ?白黒は示されたのに、何故陛下は猜疑心を募らせる一方なのです?まだ分りませんか?父子の情も、夫婦の愛も、兄弟の義も、君臣の道も、陛下の尽きぬ猜疑心のせいで消えたのだと」「黙らんか。聞きたくない。高湛、高湛何処におる」高湛「此処に」「外の状況は?」「皇太子は外に、朝臣達は誰一人その場を離れていません。皇太子を呼びますか?」「いや、皇太子では無い。蘇哲だ。蘇哲を呼んで参れ。単独で蘇哲と会う」

皇太子「会いたく無ければ止めておけ」梅長蘇「嘗ては私をを溺愛してくれた伯父だ。だが今や深い因縁しか残っていない」「小殊」「私を阻む事は出来ない」「蘇哲が拝謁致します」梁帝「何故自分が死んだ後に再審せぬのだ?」「それでは意味がない」「九安山で何故手を下さなかった?」「宸妃、祁王、晋陽長公主、死んだ者は血を分けた陛下の家族だったのに皆が潔白を訴えた時、陛下は何を考えましたか?莅陽長公主が謝玉の罪を述べ暫く経ちますが、文を読みたくないのですか?まさか当時の真相等どうでも良いと?貴方の長子や家族が死に追いやられようが、気に成らぬので?私は文を読みました。主師が何故殺され祁王が何故獄中で死んだか。此処に写しがある。陛下もご覧に?」「止めろ。読みたくない」「祁王は死を賜る詔書を太監に3度も読ませ、一言だけ放った。"父 子を知らず 子 父を知らず"そして毒酒を煽った。その言葉の意味を?陛下が祁王を知れば、祁王の謀反など信じぬ筈。祁王が陛下を知れば、陛下の殺意に早々に気づいていた。お伺いします、今日祁王と林主帥の無実を聞き悔いる気持ちはおありで?」「だが林燮が軍で幅を利かせたのも事実。奴は祁王の配下ばかり重用し、出征先では君主の命を待たず常に勝手に動いていた。祁王は朝廷では人心を籠絡し、屋敷では政を批判した。大臣達ですら上奏の際、祁王の意向だと記していたのだぞ。到底許せる筈が無い。朕の臣であり子で有り乍ら何かに付け天下を語った。この天下は朕の天下なのか?それとも蕭景禹の天下か?」「天下は人々の物です、民や国有らずして天子は存在しない。陛下の心にあるのは己の権力だけ、天下を顧みた事が?祁王が名声を得たのはその政務に依る物、陛下に直言はしても裏で画策した事は有りません。だが陛下に取っては"楯突く"と映ったのですか?獄中で毒酒を飲んだ時のその絶望たるや・・・陛下には分らぬかと。刃向かう事なく死を選んだ祁王に免じて再審してやる事が其れ程困難ですか?」

「朕とて昔は無情ではなかった。だがこの玉座につけば人は変わってしまうのだ、覚えておけ。景琰とて今は義に厚いが、この座に就けば変わって行こう。嘗て林燮の望んだ朝廷や理想とする天下を与える事は出来ぬ。祁王とて無理だっただろう。誰も与える事等出来ないのだ」「陛下が至尊の位の為善良さを失っても、皆が同じとは限らない。貴方に祁王と景琰が理解出来て堪るか」「良いだろう。皆が望むなら再度審理するが良い。だが条件がある。景琰は朕の息子に変わりは無い。だがそちは違う。赤援軍の血は余りに流れ過ぎた。故に林殊は生きて現れては困る」「良いでしょう、約束します」「だが景琰はどうする?応じるとは思えん。説得出来るのか?」「林殊が朝廷に戻ってくれば陛下は常に天下から誹りを受ける。その点は予見済みです、林殊も求めはしません。景琰をどう説得するかは私の問題だ。今後は会う事もないでしょう」「待て。朕は奸臣に欺かれたのだ、あ?林燮は朕を10年も支えた。そちの母・晋陽は朕の実の妹だぞ。そちを抱き、馬にも乗せた。一緒に凧揚げもやったであろう、覚えておるか」

梁帝は赤焔事案の再審を命じる勅命を下した。皇太子は再審の監督に指名され、審理の担当に皇弟・紀王、言侯・言闕、大理寺・葉士禎が選ばれる。3人の手により一人の賢王と名門の主帥府、そして数万の忠臣が卑劣な者の手で無惨にも葬り去られた事実が明らかとなった。そして皇太子へ報告する日がやって来た。紀王「この恐ろしい真相も太子の確固たる意志がなければ日の目を見なかった筈だ」言闕「蘇哲の正体はもしや?。。。」

祁王と赤焰軍、林一族の無念を晴らした梅長蘇は蘇宅で穏やかな時間を過ごしていた。藺晨「正直な処、あの日はとても心配していた。念願が叶って気が抜け、ぽっくり逝くのかとな」梅長蘇「予見していた結末を見届けただけだ」「私を信じろ。期限を設けるな。数ヶ月、持てば良いと言う考え方も捨てよ。お前が尽力する限り、私も力は尽くす」「分った」
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