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「韓国ドラマ」
「ナイン」

⑭「ナイン」

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ネタばれです。これからご覧になる方はスルー願います。



第12話
ミニョン「何をしてるの?」「着替えて、緊急治療室へ行くんだ」「嫌よ.行かない。此処にいるわ。所で、私達が初めて会ったのも緊急治療室だったでしょう、違う?」「そうだ」カラオケで盛り上がる所に遅れてやって来たソヌがドアを開けた。ミニョンの額にドアがしこたま当たって、気を失った。緊急治療室。ソヌ「やっと気がついたか?」ミニョン「何方ですか?」「何方って?お前の先輩だ」「先輩?初めてお会いしますけど」「当然だ。俺に会うなり気絶して倒れたんだから。名前は?」「チュ・ミニョンです」

「そうか、チュ・ミニョン。お前は俺が出張している間に仕事に就いたようだが、これから言う事をよく覚えておけ。俺が最も嫌いなのはどんな人間かわかるか?酒癖の悪い人間、まさにお前みたいな奴だ。此処に来るまでに俺の髪の毛を何度も引っ張り、俺の服に3回も吐き、タクシーの運転手に禿げているとずっとセクハラしていた。挙句に、おんぶしろと泣きわめき、緊急治療室でも騒ぎ立て、自分はCBMの記者だと叫んで会社に恥をかかせた。お前は最悪だ。お前は俺に掴まった。これからの記者生活が楽しみだ。覚悟しておけよ」「はい」「何が’はい’だ?考えた返事がはいなのか?どうしてこの状況でそんな返事を」「申し訳有りません。先輩は教え上手ですね。私、話が上手な男の人が好きなんです」「何だと?」「格好良いです。恋人はいらっしゃいますか?私、いないんです」「どうしてこんな大ばか者が入ってきたんだ?」

ミニョン「それで、貴方は私の事をバカと呼んだでしょう?」「バカだったじゃないか」「全部思い出せるの、会話の1つ1つを。不思議。それが何だか分からないけど、とても懐かしいの。私」「起きたのか?どうだ?」「別の事を思い出したの。ボストンに住む弁護士が私の新しいアッパでしょう」「そうなんだろうな」「どうしよう。私にはアッパがいるのに。アッパは?どっちが本当なの?」「俺の失態だ。俺がこんな風にしてしまったんだ。済まない」「それ、どう言う事なの?何もわからないわ」

「俺たち、一緒に行こうか?」「何処に?」「誰にも見つからない所に。お前が遠くで俺と暮らしたいと言うなら、喜んでそうする。この儘家族として生きても良いと言うなら、俺は立派にサムチョンの役割を果たす。誰にも知られず時々会う初恋の様な付き合い、それでも良い。お前がしたい様にするよ。どれがいいんだ?兎に角元気をださなくちゃ」

「受け取りましたか?僕が送ったもの」とギターに現れたメッセージ。「受け取った?何を」引き出しから日記を取り出し、ソヌは読み始める。

1993年、ソヌの部屋。家政婦「それ?先週警察が送って寄こしたの。貴方の物かと思ってそこに置いたのよ」「僕の?」「警察が証拠を全部持って行ったじゃない。調査が終わったから、返してくれたのよ」「病院に僕の物が有ったの?」「これ、僕の物?」「違うの?貴方の指紋が付いていたそうよ」日記「火災現場で燃え尽きなかった唯一の証拠、僕は見た事もないのに、僕の指紋が付いていた」

2013年、1992年のソヌからのメッセージ「僕の指紋が付いているけれど、僕の物ではない、貴方の物でしょう?これから20年間保管しておきます。でも、どうして会いに来ないのですか?貴方が本当に僕なら、約束を守るはずです」

ハンソ病院、ヨンフン「映画のワンシーンか?そんなに深刻そう、一体どうしたんだ?」ソジュン「ミニョンさんが行方不明なんです。24時間、連絡が取れません。科長にお話しした方が良いでしょう?何て言えば良いですか?」「連絡取れないってどう言う事だ?お前の電話を無視してるだけじゃないのか?」「携帯の電源を切っているんです。パク記者に話しましたが、見つかって無い様です。まだ電話が有りませんから」

ソヌ「悪いが家まで来てくれないか?」「何故だ?」「ミニョンが病気なんだ」ソジュン「見つかったんですか?」ソヌ「カン・ソジュンが其処にいるのか?」「えっ?あぁ」「知らないと言え。ミニョンが此処にいることは秘密だ」「あぁ、そうか」

ヨンフン「何処へ行くんだ?」ソヌ「あぁ、来たか。彼女は部屋にいる、今眠ったところだ」「一晩中ミニョンさんと一緒にいたのか?どうなってるんだ?忘れさせるのが一番だと言っていたのに」「記憶が戻り、どんどん鮮明になって行くんだ。全て理解するのに数日も掛からないだろう。俺が背を向けたら、ミニョンの行く所は精神病院になってしまう。そんな事はさせられないだろう。全部俺のせいなのに。目が覚めたら、話をしてやってくれ。俺が頼れるのはお前だけなんだ。頼んだぞ」「何処へ行くんだ?」「ヒョンに会って来る」「どうしてヒョンに会うんだ?何をする積りだ?」「他に方法がないじゃないか」「そうか、それで?」「そして、全てを捨てて国を出ようかと考えていたんだ。噂が広まれば、それで終わりだ。最悪のスキャンダル、俺たち記者がやっていけると思うか?」「家族を捨て、仕事を捨てて去って行くだと?それで幸せになれると思うのか?」「いや違うだろうな。最良の方法で無い事は分かっているが、他に方法がない」「そうだとしても」「考えていると言っただろう。お香が戻って来る迄は」「何だと?」「このうんざりする物(お香)が戻ってきたんだ」

ミニョン「先輩は?」ヨンフン「先輩…、あぁソヌ。急用でちょっと出かけました。私が此処にいますから、心配しないで下さい」「ハン先生も知っていたんですか?サムチョンがサムチョンでないこと」「ええ、知ってました」「良かった、私が気が狂ったんじゃなかったんですね。でも、どうして私に男性を紹介したんですか?私、結婚できないでしょう。もう結婚しているのに、どうやってもう一回結婚できるんですか?」

ヨンフンは「お前、本当にあのお香を使う積りか?あれは呪いだと言って捨てた筈だろう」「その呪いが必要なんだ」「おい、あれは悪魔だ、悪魔。だから、20年前に捨てて来たんじゃないか。あのお香は、またお前を惑わしているんだ。
あれを燃やした後に、寿命まで縮まったんだぞ。次に何が起こるか怖くないのか?」「怖いさ、死ぬほど怖い」「怖いのなら使うんな!別の方法を探そう。ミニョンさんも元気になれば、自分で何とか出来るだろう」「だが、本当に怖いのが何だか分かるか?俺が神の振りをしてやった事ではなく、他の人たちの意志が起こした事なんだ。ミニョンは、俺が望んでもいないのに記憶を取り戻し、過去の俺はお香を送って寄こした。飽きもせずに俺にメッセージを送り続けてるんだ。過去に戻ってくれと。他の人も意志を持ち始めたら、もう何が起こるか分からないんだ。俺は神じゃないんだ。予言も出来ないしコントロールする事も出来ない。最初は、俺があのお香を見つけ、俺がそれを選択したんだと思っていた。だが今は、あのお香が俺を訪れ、俺を選択したという気がするんだ。何か別の事をさせるために、あのお香は俺の所にやって来たんだ。だから、俺はそれを信じる事にした。何が起きるか分からないし、又俺達を裏切るかも知れない。だが、俺は死から蘇った人間だ、ヒョンも同じ。これ以上悪い事なんてないだろう?」「チョンウ ヒョンに何を話す積りなんだ?」「俺じゃなくてヒョンが決めた事だったんだ。あのお香は元々ヒョンの物じゃないか」

ハンソ病院、チョンウ「一体どんな喧嘩をしたんだ。あの子は電話の電源を切ったりしない」「お母様にもお話したほうが」「放っておきなさい。他に誰が知っているんだ?」「パク記者にお話ししました。喧嘩の事は知っていますが、まだ見つけていないようです」「分かった。私も捜してみる。もう行きなさい」

ソヌ「座ってもいいか?」チョンウ「お前が此処に来るとは思ってもいなかった。あぁ、ミニョンの事で来たのか?私も今聞いた所だ。一晩中連絡が取れないなんて。喧嘩した事も知らなかったが、相当深刻なんだろう。結婚式まであと2日なのに、どうする積りなのか」「ミニョンは今俺の家にいる。具合が悪いので休んでいるんだ。結婚はもうしないだろう」「どう言う事だ?」「ミニョンは既に結婚しているんだ、俺と。去年の12月、新婚旅行にも行ったから、結婚はもう出来ないんだ」「一体何を言っているんだ」「信じられないのは分かっている。だが、他の人が考えるような不倫ではない。ミニョンの養父は、チュ・スンフンというボストンの弁護士で、ヒョンじゃないんだ」

「全てはこれ(お香を置く)から始まったんだ。だから話をしにきた。これはヒョンの物だから、俺が保管して来たんだ、ヒョンの為に。何故なら、これを探していて、ヒョンはヒマラヤで死んだから、1年前に」

局長「おい!どうしてこんなに遅いんだ?今何時だ?それと会社の飲み会を欠席するのは止めろ」「明日も(視聴率)上がれば、それも合わせてやって下さい」「この自信はどこから来るんだ?まだ上がるか?」「当然でしょう」「明日も出費だな。分かった、兎に角数字を上げろ、俺が何でも買ってやる」

ソヌ「ミニョンはどうだ?」ヨンフン「あぁ、今眠っている。ソジュンが警察に連絡したがっているが、どうする?」
「ちょっと待て。ヒョンが同意したら考えよう」「何を話したんだ?」「全部だ」「全部?どう?」「全部だ」

ソヌ「俺が今から話すことはすべて事実だ。昨年12月、俺はヒョンの遺体を埋葬するためにネパールに行った。これは、ヒョンが死の間際に握りしめていたお香だ」「一体何の話をしているんだ?」「20年前に戻してくれるタイムマシーン、それがこのお香だ。ヒョンはこれを探していて死んだ。俺は、ヒョンが20年前のアボジの死を止めたがっていた事、そして、義姉にもう一度会いたがっていたのを知っていたから、ヒョンの願いを叶えようと思ったんだ。もう一度義姉に会えるように、俺がミニョンにヒョンの電話番号を教えたんだ。そして、俺はアボジを助けに行った。そして直接自分で見る事になったんだ。ヒョンがアボジを殺す所を。最善を尽くそうとしたが、最悪になってしまった。アボジを殺したのはヒョンで、俺の恋人はヒョンの娘になった。全部見ていたんだ、故意じゃなかっただろう。アボジがあの夜ヒョンに言ったこと、オモニを殴ったこと。だけど、絶対に許すことは出来ない。ヒョンは、20年間俺に嘘をつき通し、自分の罪も償わなかった。チェ・ジンチョルの誘いに乗らず、自分のした事の責任をとっていたら、こんな事にはならなかった筈だ。オモニも、ヒョンの実父のチェ・ジンチョルも。チェ会長はあの日に変わったんだ。何も恐れず、良心も失った。あの日の事がなければ、今のような怪物にはならなかっただろう」

「だから聞きたい。ヒョンには、過去に戻って罪を償う勇気があるか?これはヒョンと俺の過ちだ。そのせいで何の罪もないミニョンが苦しむのを見てはいられない。ヒョンの同意が得られるなら、全て元の位置に戻したいんだ。勿論、ヒョンが同意した場合の話だが」

チョンウ「お前の話、全部信じる。可怪しいが信じられる。あの時納得行かなかった事が、今漸く理解出来たんだ。あれは全部お前だったんだな。過去に戻る機会を持つなんて、夢の様じゃないか。お前には想像も出来ないだろう。私が生涯どれ程後悔したか。この20年、只の一度もぐっすり眠れなかった。数年経てば忘れるだろうと希望を持っていたが、駄目だった。今だって苦しめられている。お前がそれを知ってから本当に地獄だった。死にたかったが、家族の為に死ねなかった。お前が言ったことは、神がくれた機会なんだと考えたんだ。こんな機会、誰にでもあるわけじゃないから、みんな後悔しながら生きているんだ。こんな機会を持てることは、まさに幸運なんだ。今でも覚えている。20年前、結婚の準備をしながら、毎日警察の前をうろついて、自首しようかどうか思い悩んでいた。でも出来なかった。お前が過去に戻って私を説得してくれれば、自首して罪を償うことが出来る。そうさせてくれ。お前が戻れば、全て元に戻るのか?」「俺にも分からない。一度も計画通りには行かなかった。ひょっとしたら、俺の人生が完全に変わってしまうかも。それでも、やってみるしかないんだ」

「ミニョンのオンマは、その弁護士と幸せになったのか?」「俺の知る限り、そうだ」「ミニョンもか?」「今と同じように明るかった」「それならいい。出来るだけ早く行って欲しい。結婚式もすぐだ。早くミニョンオンマを、いやユジンさんを安心させたい。それじゃ、今日が私の最後の日になるな」「そんな事はない。ヒョンが悩まず人生を生きるために話しているんだ」「私は大丈夫だ。自分がヒマラヤで死んだと聞いたとき、自分らしいと思ったんだ。人生が悪かったとは言わないが、何か欠けているといつも感じていたから」「そうはならない」「私は全然構わない」

ユジン「急に食事だなんて。ちゃんと支度もできなかったわ。ミニョンの結婚のせいで、結婚記念日を忘れたのかと思ったの。でもカレンダーを見てみたら、まだ2週間もあるし。何かあったの?」「何となく、お前とここに来てからずいぶん経ったなと思ったんだ」「何となく?突然どうしたの?あなたと食事するのは嬉しいけど。そう、今日ミニョンと話してないでしょ?連絡が取れないの」「忙しいんだろう」「全く。結婚するからって、もう。お腹空いたでしょう?」

チョンウの言葉「夜9時までは、毎日ユジンの店にいた。そこで私に会える筈だ」時刻は午後7時55分。「30分休むから、誰も入れないでくれ」タイマーをセット。ヨンフンメール「どうなった?」「これから行って来る。順調にいけば、30分で元に戻るはずだ」「また身体がおかしくなったら?」

1993年、ジンチョル「あいつの顔がわかった。正体はまだわからんが、お前、こいつを知ってるか?」「いいえ」「もし似た奴をみかけたら、私にすぐ連絡するんだ。気をつけろ。何としてもこいつを始末しなければ、我々はおわりだ」

ソヌ「パク・チョンウさん。いなかったから驚いたよ。ここで会えるって聞いていたから」写真の男だった。チョンウは「男を始末しなければ」と言うジンチョルの言葉を思い出した。
☆※☆~☆※☆~☆「ナイン」☆~☆※☆~☆※☆
ミニョンの養父はチュ・スンフンと言うボストンに住む弁護士だったが、韓国に戻って、チョンウと結婚した母親のせいで、パク姓になり、と思っていたが、チョンウが生きていたせいで、チュ・ミニョンになってソヌの5年後輩として局に入って来た?う~~ん、頭がこんがりがります。
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