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「韓国ドラマ」
「ナイン」

⑨「ナイン」

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ネタばれです。これからご覧になる方はスルー願います。




第8話
ソヌは、レストランに現れるや、食事中のチョンウを殴る。只殴り続ける。チョンウの友人達が止めに入るが、ソヌは意識を失い倒れてしまう。

局長「どうなってるんだ?」局員「パク・ソヌが突然出て行ってしまって、代わりがいなかったので、ミニョンに。今の所そつなくやっています」「パク・ソヌは何処へ行ったんだ?」「分かりません。突然出て行ったので」「電話は?」「電話に出ないんです」「突然の事で。頭が可笑しくなったか。今年最後の番組だったのに」「どうやって終わらせる?」「健康に問題が起きたという事で」ミニョン「パク記者の終了コメントを使ってはいけませんか?今日が最後の放送だったんです。餞として」「奴は俺達を見捨てたのに、何が餞だ。親戚だからって味方してるのか?」「そうじゃ有りません。ただこの番組を1年もやってきたから」「良いから黙って最後までちゃんとやれ」「はい」局長「パク・ソヌが書いた終了コメントは何処だ?「これを流すからモニター画面をチェックしろ。パク・ソヌの終了コメントを兎に角読むんだ」「はい、分かりました」

「自分だけが世界を変える事が出来るという傲慢が、数多くの英雄を敗北に導いた事を人類の歴史が証明しています。そして今日、もう一人の巨人が同じ理由で敗退の岐路に立ちました。歴史は決して個人の力で変わる物では無く、ニュースも一人のアンカーに依って変わる物では有りません」

スタッフ「ちょっと可笑しく有りませんか?処罰されるべきなのに、彼女に彼のコメントまで読ませて」局長「お疲れ」と構わす去った。スタッフ「俺が番組途中で退席したら、同じ処置をする思うか。ク・ソヌへの思い入れを認めているような物じゃないか」別のスタッフ「パク・ソヌを愛してる」スタッフ「パク・ソヌが嫌いだ」

局長「ソウル市内の緊急救命室を調べろ。パク・ソヌの名前があるかどうか」「えっ?次長は緊急救命室にいるんですか?」「分からないから捜せと言ってるんだ」

ミニョンソヌの携帯から電話「オンマ?サムチョンの電話なのにオンマが何故?何ですって?」ミニョン母「ソヌさんが緊急救命室に運ばれるから、貴女も来て。私に分かるわけないでしょう。入って来るなり貴女の義父を殴りつけ、そして倒れて。何がどうなってるのか?聞く暇もなかったのよ」ミニョン「サムチョンはそんな事する人じゃないわ」ミニョン母「ミニョンの話では、サムチョンが突然番組の途中で出て行ったんですって。貴方を殴るなんて。貴方、本当にその理由が分からない?それとも知らない振りをしているの?」チョンウ「ソヌは?」「今行ったわ。私達も行かなくちゃ」

ミニョン母は、救急隊員に別の車で行くと言い、ソヌの携帯電話を渡していた。救急車で運ばれる途中、ソヌは意識を取り戻した。ソヌ「今、何処に向かってるんですか?」救急隊員「あっ、気が付きましたか。ヘウル病院へ行く所で、お兄さん夫婦も向かっていますよ」「何時ですか?」「1時10分です」「車を止めてください」と言ったソヌは、隊員が止めるのに、救急車を下りて歩き出した。

ミニョン母「一体どういう事ですか?救急車を飛び降りただなんて。分かりました、兎に角病院へ行きます」ミニョン母、チョンウに「聞いたでしょう?ソヌさんが気がついた途端、救急車を飛び降りて行ったんですって。一体どうしてなの?信じられないわ。ヨボ、しっかりしてよ。二人共どうしたっていうの?車の鍵、店の中だわ。ヨボ、此処にいて」

チョンウ「ソヌ、お前今何処に?」「恥知らずな人間だ。20年も素知らぬ振りをして。それでも人間か?」チョンウ「誰がお前に話したんだ?」「答えろ、この野郎!それでも人間なのか?父親を殺して置きながら、どうして何事もなかった様に生きていられるんだ?」「オモニがそうしろと言ったんだ。私の意思じゃなかった。自首したら自殺すると言ったんだ、オモニが」オモニが言った言葉「私も毎日死にたかった。地獄の人生だった」ソヌ「泣いてるのか?泣くべき人間は俺だ」「済まない、済まない」「そうだ、ヒョンは謝るべきだ。俺から、アボジを奪い、オモニを奪い、ほんの子供の俺を放り出して、去ったんだからな。そして、死んだ男として戻って来た。チェ・ジンチョルを憎む事で俺の青春を無駄にさせ、呪いのお香を俺に残し、知りたくもなかった秘密を暴かせたんだ。俺の大切な思い出を粉々にし、そして俺の女。ヒョンは、俺の人生を滅茶苦茶にしてしまった。絶対に許さない」

母ユジン「病院に行く必要はないわ」ミニョン「サムチョンはどこにいるの?兎に角家に帰るわ、お義父さんの事も心配だから」「お父さんも具合が悪いの。今の状態を見られたくない筈。明日の朝、来なさい」

お香に火をつけるソヌ。再び1992年の午前1時半。冷たくなった父を撫でた。監視カメラの映像を見る。ソヌ父「お前のせいだ。お前の問題だ。うちの家系にこんな間抜けはいない」ソヌ母「貴方、止めてください」「私の息子がこんな愚か者の筈がない。汚らわしい血をお前が何処からか持ち込んだんだ」「止めてと言ってるでしょう」「違うのか?まだ違うと言うのか?こいつの前でも違うと言えるのか?こいつを見ろ、見てみろ。バカ野郎。こんな筈ないだろう。こいつが私の息子だと?私からこんな出来損ないが生まれただと?私が、一瞬でもお前を信じていたと思うのか?」「止めて下さい、お願いですから」

チョンウ「アボジ、一体何を言ってるんですか?」ソヌ父「何の話か、お前の母親に聞いてみろ。この母親にしてこの息子だ。愛だと?これが愛なのか?誰かの子を宿し、私と結婚して。お前の父親が誰だか分かるか?お前もよく知ってる私の友人、副院長のチェ・ジンチョルだ」「今、何と仰ったんですか?」「止めてと言ったでしょう。自分の息子の前で何を言うの?気でも狂ったの?今の貴方、正気じゃないわ」父親も母の頬を叩く。チョンウ「何をするんですか?」父「最初からお前となんか結婚するべきじゃ無かった。私が馬鹿だったんだ」「チョンウ、外に出ていなさい」「アボジ、止めて下さい。オンマを放して」「あっ…、ヨボ、ヨボ」ソヌの父は、頭から血を流して倒れた。

又再生。暫くしてチェ・ジンチョルが「チョンウがやったんですか?」ソヌ母「いいえ、事故なんです。転んでしまって。手術すれば助かるわ。救急車を呼びます」ジンチョル「ミョンヒさん、パク院長はもう死んだんです。座って大きく息を吸ってください。チョンウが逃げて行くのを見ました。チョンウがやったんでしょう?」「いいえ、事故だったんです。私のせいなんです」「しっかりして下さい、ミョンヒさん。息子を刑務所に送りたいんですか?」

ジンチョル「チョンウか?私だ。私の話をよく聞くんだ。お前が何をしたか?は重要じゃない。これから何をするかだ。お母さんをこれ以上悲しませたくなかったら、私の言う通りにするんだ。聞いてるのか?」チョンウ「自首します、今から警察に行きます。僕がアボジを殺したんです」「しっかりしろ。お前は親殺しになりたいのか?少なくとも暴行の罪で3年、その上尊属殺人なんだぞ。自分が何をしたか、分かってるのか?家族を破滅させたくなかったら、しっかりするんだ。お母さんと弟の事も考えろ。ソヌは、自分の父親を殺した兄をどう受け止めるんだ?それでどうやって生きていけると言うんだ?お前を助けてやろうとしているんだ。全部私に任せて、私の言う通りにするんだ。お前の母親も同意して、もう家に帰った。全てを水に流さなければ、私達は皆お終いなんだぞ」

2012年、深夜,病院にやって来て、一人で腕に薬を打つチョンウ。

1992年病院の廊下に足音。ソヌは再びモニターを見た。ポリタンクを手に院長室に入る男、男は電話を「今到着した。何か必要な物は有るか?これから火をつける」男は、院長室に火をつけた。そして、自転車で病院へ着いたソヌは、ドアを開けた瞬間、爆風に飛ばされた。

2012年ソヌ「明日は会えないかも知れないし。忙しいんですよ。5分で終わります」ジンチョル「何だ?勝者の表情には見えんが。パク記者がそんな疲れた顔をしてどうしたんだ?」「眠れないようですね」「待ちくたびれたのだ。20年前の事をどう探しだす積りか知らんが、兎に角待っていたのだ。私は忍耐強い人間なんだ。それで見つかったのか?」「はい。貴方は、殺人も殺人依頼もしていませんでした。誤解していました。疑惑を持った事に関しては、約束通り謝罪します」「チョンウが何か話したのか?」ソヌ「自分が信じるのは事実だけ」ジンチョルにUSBメモリーを渡す。「ですが、直接手を下さなかったからと言って、罪が無い訳ではないでしょう。殺人共謀、死体毀損、放火、そして、証拠隠滅を直接指示し、被疑者を恐喝までした。これらの罪を全て問うなら、殺人とそう変わらないんじゃ有りませんか。それに、チェ会長への私の憎しみも取り下げる積りは有りません。そしてこの事は、永遠に秘密として仕舞い込むのが良いでしょう。私を傷つけるよりもっと大きく傷つく筈ですから。今が、どん底では無いという事を御承知置き下さい。お分かりですか?これは脅迫ではなく、事実なんです。私は貴方のように脅迫等しませんから」

ジンチョルはUSBメモリーの内容から流れてくる自分の声に驚く。

1992年12月31日清凉里駅ヨンフン「電話に出ないんだ」ウンジュ「何よ、自分が旅行に行こうって言いだした癖に。もう時間だわ。私達だけで行こう」セリ「私は残るわ。御免、二人で行って」ヨンフン「それじゃ」ウンジュ「貴方、私のパートナーじゃないの?」「パートナー?それは知らないけど、僕は只ソヌについてきただけで」ウンジュ「兎に角、列車に乗りましょう」「ちょっと待って、金が無いんだ」「私が持ってるわよ。後で返してくれれば良いから」

2012年、ソヌから録音メッセージ「2012年12月31日、俺の友人ハン・ヨンフンへの最後のメッセージ。俺は結局父さんを助けられなかった。理由が知りたいだろう?悪いが、それは永遠に秘密にして置かなければ成らない。認めるよ、お前が全部正しかったんだ。お前の言葉通り、あのお香はプレゼントではなく呪いだった。禁断の果実は、矢張り齧ってはいけなかったんだ。秘密は秘密で無ければ成らない理由が有り、死んだ者を生き返らせるなんて事を、人間がしてはいけなかったんだ。それを自分で確認して漸く分かるとは、なんて俺は愚かなんだ。でも、それが俺なんだ。お香を手に入れてからずっと、お前がそう言い続けていた事を知っているから、このメッセージを残す事にした。ヨンフン、俺は」

ミニョン「お義父さんはどう?病院に泊まった?どうして?私、サムチョンの家に行く所なの。ひょっとしたら戻っているかも知れないし。あっ、いるわ。車があるの。サムチョンと話してから電話するわ」

ヨンフン「起きろ、ソヌ。お香は何処だ?何処に有るんだよ。何処に有るんだ。生きるって言っただろ。生きる方法を見つけるって言ったのに、どうして死ぬんだ?お香は何処だ?」「捨てた。捨てたんだ。どうせ俺にはもう必要ない」「馬鹿野郎。何処に捨てたんだ?」「当ててみろ、クイズだ」「言うんだ、何処にある?話せ。しっかりしろよ」「お前には絶対に見つけられない。地図にも載っていない所だ」「何?まさか」

「捨てたんだ、1992年に。元の所に戻るべきだろう。1ヶ月前、お香の事など知らず、ファンタジーも無かった時代。悲しむ事は無い、俺達どうせファンタジーなんて信じてないんだから」

ヨンフン「どうして此処へ?」ミニョン「ハン先生こそ、此処で何をしているんですか?」「ソヌと酒を飲んで、ずっと此処にいたんです」「電話にも出ないから一晩中心配していたのに、お酒を飲んでいたんですか?そうだったんですか?サムチョンは?」「ソヌは寝てます」「上に行ってもいいですか?」

ヨンフン「ユン教授の手術のスケジュールをチェックしてくれ。緊急なんだ、夜でも構わない」

ソヌ「チュ・ミニョン?何時来たんだ?」ミニョン「今よ」「ストーカーなのか?どうして俺の後を付け回すんだ?」「心配させるからでしょう?誰がストーカーになんか」「ニュースは?」「ニュースが何?」「上手く出来たか?」「勿論」「信じられないな」「聞いてもいい?ちゃんと答えてくれる?」「努力するよ」「どうしてニュースを放り出したの?」「あぁ、それは秘密だ」「どうしてお義父さんを殴ったの?」「それも秘密だ」「何処か悪いの?」「秘密だ」「努力するって言ったじゃない」「答えやすい質問は無いのか?」「どうして、私の事をチュ・ミニョンって呼ぶの?」「俺が何時?」「今も昨日も。覚えてないの?どうしてチュ・ミニョンって呼ぶの?私はパク・ミニョンよ」「いや、お前はチュ・ミニョンだ。お前は覚えていないが。俺は、チュ・ミニョンだけを覚えておく」「どう言う事?」「答えてみろ。クイズだ」「全部秘密だの、クイズだの」「絶対当てられないか?」ソヌの目からは涙が。「どうして泣くの?」「秘密だ」ミニョンの目からも涙が。
☆※☆~☆※☆~☆「ナイン」☆~☆※☆~☆※☆
自分が覚えている事を相手は覚えていない。例えは悪いですが、認知症の人を相手にした時の感覚に似ているかも。亡き母は最後の頃認知症になっていました。嫁いで息子を生み、かなり経ってからの事でしたが、東京から田舎にそんなに頻繁に帰れない時期に・・・「○○よ。どうしてたの?」「貴方様は何方ですか?私の知ってる方に良く似てる様ですが」「何言ってるの?お母さん、○○よ。お母さんの末娘じゃ無いの?」「私はそんな名前の人を生んだ覚えは有りません」そう言われた時、本当にどうしようか?と思いました。亡き母は、私に丁寧語で話す人では無かったのに、他所の見知らぬ人だからと、使い慣れない敬語を使い、にこにこしていたのでした。

ミニョン、自分の愛する女性に愛した時間の記憶が無いと知ったら、ソヌは泣くしかないですね。ソヌはミニョンとどう言う最後を迎えるのか?非常に気になりました。
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